世界一周や長期での海外旅行をしていると、日本で貯めたお金を消費していくだけ。
ワーホリで貯めたお金を少しづつ使って行くしかない。
というイメージが強いかと思いますが、旅をしながらお金を稼ぎ、旅費の足しにしながら旅を続ける事も可能なんです。
今回はそんな様々な方法を分かりやすく詳細に記載していこうと思います。
目次
パソコンを使ってお金を稼ぐ方法
旅をしながらお金を得る方法は実はたくさんあるんです。
たとえば、以前書いたバスキング(路上パフォーマンス)をする方法などが、そのうちの一つです。
旅をしながらお金を稼ぐ方法 おすすめバスキングと種類 やり方や注意点を詳細に
今回は、そんな中でパソコンを使ってお金を稼ぐ、だれでも簡単にできる方法を書いていきます。
最近の長期旅行者の三種の神器といえば、パソコン、スマホ、カメラだと思います。
そんなほとんどの旅人が持ち歩くパソコンで、だれでも収入を得る事が出来る世の中になりました。
知らないと損をしてしまう事もあるので、色々な方法があるという事を知っておくと良いと思います。
ブログで稼ぐ
まずはごく一般的なブログを書いてお金を稼ぐ方法です。
ブログを書くという事は非常に重要で、この後紹介するトラベルライターやキュレーションサイトで活動する場合も、審査の基準になったりすることがあります。
・ブログの月間アクセスはどの程度なのか?
・ブログランキングでの知名度はあるのか?
などなど、色々と関係してくるので、ブログはやっておくのがおすすめです。
ブログで稼ぐシステムは、
・ブログに広告を張り付け、その広告費を収入としてもらう。
・紹介した商品を、自分のブログのリンクから購入してもらう。
というアフィリエイトが一般的です。
詳しくは下記の記事に書いてあるので、参考にしてみてください。
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【アクセスアップのコツ】世界一周ブログで集客を増やす簡単な方法
トラベルライター(旅ライター)
トラベルサイトに自分の体験などを書いて、
1記事いくら
という単位でお金をいただく方法です。
おおまかな仕組み
トラベルライターを募集しているサイトや、会社がたくさんあります。
募集しているサイトでは、旅人ライターを何人も集めて、そのライター達に記事を書いてもらい、自分のサイトに多くの記事を集めて広告費で儲かるというシステムが一般的です。
・3000文字以上であなたが撮影した写真を3枚以上使ってください。
・2000文字以上であたなが撮影した写真を5枚以上使ってください。
などの縛りがあったりしますが、1記事単位で 決まったお金が貰えるというのが特徴ではないでしょうか。
貰える報酬 金額の相場
もちろんサイトにより違います。
一般的に文字数が短い物であれば単価も安くなりますし、文字数が多い物であれば単価は上がります。
1記事で1000円~3000円ほどが相場になります。
メリットとデメリット
記事単位で定額のお金がもらえるので、たとえ書いた記事が人気が出ようと出まいと関係ありません。
書いた記事のアクセス数により、少し単価が上がったりする会社もありますが、基本的には一律です。
ライターサイトで記事を書き、アクセスがたくさん集まれば、長い目で見れば単価(1000円~3000円)以上稼げることになります。
その為、自分のブログで書いておいた方が良かった。となるでしょう。
逆に、全然アクセスが集まらず、人気がない記事となってしまった場合、自分のブログに書いたとしても稼げる記事にはなりません。
そんな記事でも、1記事かけば決まったお金を貰える事になります。
<ライターサイトで書いた場合>
・すぐにまとまったお金を入手できる
・アクセスがあっても無くても、同じ金額が貰える
・自分のブログに書かないので、資産にはならない。
主なサイト会社
・tabippo
バックパッカーや海外旅行に興味がある人で知らない人はいないであろうタビッポ。
タビッポでライター募集を行っています。
・世界新聞
旅行系ライターサイトの老舗というイメージの世界新聞。
上記2つが有名所ですが、他にも【旅ライター 募集】などで検索すれば色々と出てきます。
報酬はもちろんですが、他のライターサイトで記事を掲載してもOKな会社や、そうでない所があったりします。
規則などもしっかり読んでみて、自分にあったところに申しむことをおすすめします。
ライターになるには!?
サイトによって変わりますが、一般的には申し込みを行った後に、審査があります。
簡単にメールベースで自分のブログやフェイスブック、ツイッターやインスタなどのフォロワー数を聞かれます。
スカイプなどで面接をする事もあります。
聞かれるのは、ブログの知名度やフォロワー数で内容は同じ場合が多いです。
募集しているサイトからすれば、アクセスが集まるであろう有名ブロガーや、SNSで拡散した時に影響が大きくなるフォロワー数が多い人などをメンバーとして集めたいですよね。
その為には、ブログランキングで上位に居たり、フォロワーが多いという事が重要です。
ライターは記事を書くのが仕事になるので、普段から記事を書いているブロガーが採用されやすいと思います。
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ブログランキングのポイントをアップする簡単な方法まとめ
私のおすすめの方法
ブログをやりながら、ライターサイトで記事を書いていく事をおすすめします。
まず、不確定な収入のブログだけではなく、決まったお金を得る事ができるライターサイトの2箇所で収入を得るというメリットがあります。
さらに、ライターサイトでやることにより自分のブログの知名度も上がるからです。
ライターサイトに登録し申請が通ると、ライター一覧などに自分のプロフィールが乗ります。
そのプロフィールには、自分のブログやフェイスブックページなどのリンクを貼るのが一般的です。
その為、旅ライターサイトを読んだ読者が、自分のブログにもアクセスしに来てくれることがあるからです。
キュレーションサイト(まとめサイト)
キュレーションサイトといえば【NAVERまとめ】や【RETRIP[リトリップ] 】などが有名ですね。
簡単に説明すると
インターネット上にある色々なサイトから、情報を集め、それをまとめて作るサイトの事です。
詳細はwikiを参照願います。
概要と詳細
キュレーターと呼ばれる、情報を集める人が、あるテーマに沿ってインターネット上で写真や記事を集め、それをまとめてサイトにします。
例えば、日本人が大好きなウユニ塩湖の記事を作ろうとします。
その場合、ネットでウユニ塩湖を検索し、色々なサイトから情報や綺麗な写真を集めて、一つの記事にまとめて公開します。
たくさんのキュレーターを使って、サイトをまとめているのがキュレーションサイトです。
収入源は、ライターサイトと同じように、集めた記事に張った広告などから得ていますが、相違点は他の人のサイトから情報を集めるという事です。
自分が実際に行った事がない国や地域の情報も、ネットで情報と写真を集めて一つの記事を作る事が出来るというのが大きな相違点かと思います。
貰えるお金は!?
こちらもライターサイトとは違い、1記事いくら という固定ではなく、書いた記事に集まったアクセス数により変わります。
アクセスが集まれば集まるほど、書いた人(キュレーター)にお金が入るという仕組みになっています。
自分が頑張ってアクセスが集まる記事を書けば書くほど、対価が増えるので、ライター記事よりもアクセス数を意識してタイトルなどをつけることになります。
魅力的なタイトルと綺麗な写真を付けて、フェイスブックやツイッターなどを駆使して、出来る限り拡散し多くの人に読んでもらうように努力する必要があります。
相場としては1PV=0.01~0.03程度となっているようです。
ブログなどでは、1PV=0.2~0.5円ほどが相場となっているので、かなり低い数字となります。
ただしアクセス数は個人でやっているブログよりもはるかに集まりやすいので、どちらが稼げるのかは一概には言えません。
アクセスの集め方
個人ブログよりもはるかにアクセスが集まりやすいと書きましたが、SNSなどでちょくちょくリトリップの記事などが表示されることがありませんか?
人気のあるサイトなのでお気に入り登録している人には、どんどん新着記事が表示されます。
それをリツイートやシェアすると、驚くほど広がっていくので簡単にアクセスを増やす事が出来るんです。
最もアクセスが集まりやすくなるのは、リトリップのトップページなどで 注目まとめ として表示される事です。
1記事だけでも、数万PVなんて簡単に集まるほど効果があります。
そんな記事が10個もあれば、10万PVや100万PVを集める事も可能なんです。
注目記事に選ばれるのは難しい
しかしながら、注目記事に選ばれるのは少しハードルが高いです。
例えばリトリップの注目記事を見てみると、同じ名前の記者が多く並んでいる事に気づくと思います。
それはリトリップで、アルバイト(キュレーター)を雇い、記事を書いているからです。
アルバイトは記事がどれほどアクセスを集めても、時給制となっているのでお金は増えません。
会社からすれば、個人のキュレーターでアクセス数によりお金を払うよりも、アルバイトのキュレーターに時給を払った方が利益が多いので、アルバイトの書いた記事を注目記事にします。
そのため、個人で登録しているキュレーターの記事が、注目記事に表示されるのは少し難しいのです。
メリットと問題点
メリットとしては、1記事単位ではないので、半永久的にお金が稼げる事です。
1記事では多くのお金は稼げないかもしれませんが、10記事、100記事と増えて行けば、その書き溜めた記事が 毎月アクセスを集めて収入となります。
忙しくて記事がかけなくても、WiFiの飛んでいない国に行っても、過去の記事が自動的にアクセスを集めるので大きなメリットとなります。
サイトが無くなったりしてしまう可能性がゼロではないので、完全に自分の資産となるわけではありませんが、1記事単位のライターサイトよりは、資産として扱いやすいかと思います。
またネタに困る事はありません。
実際に自分が行かなくても、ネットで情報を集めるだけなので、どこに居ても書くことが出来ます。
例え日本に居ても、行った事が無い海外の情報の記事を書くことが出来るんです。
だれでも簡単にネットさえ見れる環境であれば、作成することができるまとめ記事ですが、問題点もあります。
それは著作権などを侵害している事がある事です。
まとめサイトでよく見かけるのが、だれかのブログに貼ってあった写真などを勝手に使用し、写真の下に出典や引用を付けて使っている事です。
出典:XXXXXX@XXX.com
引用:YYYYYY@YYY.com
サイトによっては、リンクを付けてくれれば問題ない。やフリーなので自由に使ってください。
という物もありますが、そうでない物まで勝手に使ってしまった場合、出典や引用と書いたとしても著作権に引っかかる可能性があるという問題です。
キュレーターの方、キュレーターになろうと考えている人は、十分に注意してください。
キュレーターになる方法
自分のやりたいサイトの募集から、申請をするだけなので簡単です。
旅行系であれば、最も有名なのはリトリップかと思います。
旅ライターのように、一度に決まったお金を貰えるわけではありませんが、継続的に収入を得たいと考えている方は、まとめサイトを作るのがおすすめです。
写真を売る(ストックフォト)
自分が撮った写真を簡単に売る事ができるサイトがたくさんあります。
個人的に売るのは難しいと思いますが、写真販売サイトに掲載しておけば、企業や個人でその写真を使いたいという方が購入してくれる仕組みです。
写真販売サイトは、売り上げの一部を手数料として 取る事によって利益を得ています。
旅をしている人の中には、写真好きな方が多いですし、一眼レフなどの高機能のカメラを持って旅をしている人が多いです。
また、海外の観光地やその国にしかない物の写真は、日本ではなかなか手に入りません。
日本では入手できない海外の動物や街並み、食材や人々などを撮影して、それを販売するというのがおすすめです。
写真を売れるサイト
本当にたくさんのサイトがありますが、どこでもやっている事はほとんど同じです。
企業や個人のブロガーなどが、自分のサイトで使いたいと思う写真を購入していきます。
個人個人でやるのは難しいですが、管理会社を挟むことによって、買う側もサイトで検索すればすぐに欲しいジャンルの写真を一覧で見る事が可能になります。
出来るだけ多くの人が使用しているサイトに、自分の撮影した写真を登録することをおすすめします。
有名で人気のある会社といえば下記になります。
1、PIXTA
https://pixta.jp/
国内最大手のストックフォトサービスです。
約850万点の写真作品が登録されていて、最もおすすめの会社となります。
2、フォトライブラリー
https://www.photolibrary.jp/
フォトライブラリーは写真が買われた時の報酬率の良さが特徴です。
さらにフォトライブラリーでは、自分で写真の単価を決めることができるんです。(自分で売値を決められる)
レアな場所や貴重な物などを、綺麗に撮れた場合などは高額な値段を付けて販売することができるので、自信のある方に向いているサイトだと思います。
3、Fotolia
https://jp.fotolia.com/
アメリカの会社となります。サイト内では日本語での対応が可能です。
今回おすすめとしてあげている理由は、審査の通りやすいサイトだからです。
写真販売会社なので、撮影した写真を何でもかんでも登録できるわけではありません。
どの会社も、最低限のクオリティを維持していなければ登録できませんが、その中ではフォトリアは審査が甘めだと思います。
私も実際にPIXTAで審査に落ちた写真が、Fotoliaでは登録できたこともあります。
写真を売る方法
これは非常に簡単です。
上記で紹介した3社などのページを確認し、自分に合っていそうな会社で登録するだけです。
1社だけではなく、いくつか登録する事をおすすめします。
会社に登録したのち、自分の撮影した写真を登録(アップロード)していけば完了です。
1、会社に登録
2、写真をアップロード(登録)
2の写真をアップロードする時に、審査が入ります。
審査完了がすぐに終わる事もあれば、数日要する事がありますが、主に写真のクオリティを確認し販売するのにふさわしい物かどうかをチェックされます。
例えばピントがボケている写真などは論外ですし、需要の無さそうな写真も、登録されず落ちてしまいます。
さらにいきなり100枚の写真登録などはできません。
会社によって違いますが、1ヶ月で10枚 などの制限があります。
全ての写真に審査が必要なので、見る側も絞らなくては大変ですよね。
自分の写真の中で、審査に通りやすいと思う物を 厳選してアップロードしましょう。
審査に受かる為のポイント
会社によっては、決められた画素数以上でなければ登録できなかったりするので、なるべく高画質で撮るようにしましょう。
・需要のある写真を撮影する
なんでもかんでも撮れば良いという訳ではありません。
たとえば貴重な写真などが、売れやすく審査にも通りやすいです。
日本に生息しない動物であったり、日本にない果物であったりと付加価値がある写真を登録するようにしましょう。
・人気のあるジャンルを撮影する
企業や個人で、購入してまで使いたい写真はある程度決まってきます。
食材や料理の写真
おしゃれなインテリアの写真
このような写真が人気があり、自分のページで使用したいと考えている方が多いようです。
いくらくらい儲かるの!?
会社によって変わるので一概には言えません。
1枚いくら などで売る事も可能ですし、写真のサイズなどによっても変わってきます。
ただこちらも 資産型 のお金になります。
一度登録してしまえば、あとは勝手に売れるのを待つだけとなりますが、毎月毎月どんどん登録していけば売れる数も増えますし、購入される機会も増えていきます。
世界一周や海外旅行をしているのであれば、絶対に写真は撮影していくと思うので、売れるような写真も何枚か撮影し毎月登録していくと、気が付けば十分なお小遣いになっているのではないかと思います。
また、日本に戻ってきてからも継続的に売れて行くので、資産になるというのが大きなポイントです。
ユーチューバーになる
こちらはブログと併用してやることをおすすめします。
毎回顔を出してワイワイする必要はなく、海外の景色や観光地などを撮影するだけでもある程度の需要はあります。
一つだけに取り組むのではなく、SNSやYouTubeをブログと組み合わせていく事により、相互にアクセスアップとなります。
・ブログからユーチューブへ
・ユーチューブからブログへ
・SNSからブログへ
などなど、流入する場所を増やせば増やすほど、自分のサイトにアクセスしてくれる可能性が増えます。
楽しい物、魅力がある事を発信していれば、どんどんファンが付いてくれます。
色々な物にチャレンジすることをおすすめします。
詳細は下記記事を参照ください。
旅ブログとYouTubeは相性抜群 ユーチューバーになる方法とおすすめ理由を詳細に
私のおすすめは色々と体験する事
今回は、ブログ、旅ライター、キュレーションサイトなど色々と紹介してきました。
旅をしていると、スケジュールを考えたり、移動をしたりと忙しい事もたくさんあります。
ネット環境も日本と違い、どこに居ても速いわけではありませんし、そもそもネットが繋がらない街に行く事もあると思います。
それでもせっかく貴重な体験をしている長期の海外旅行。
日本で学生やサラリーマンをしている時とは、時間の使い方が変わってくると思います。
私のおすすめは今回紹介した色々な方法に、どんどん挑戦する事です。
お金を稼ぐという事ももちろん大きな理由であり目的となりますが、それだけではありません。
様々な方法で お金を得る事が出来るという事を知れる とても良い機会だからです。
価値観が変わる旅になる
日本で働いている時は、サラリーマンが当たり前。
汗水垂らして働くのが当たり前。そう感じる人が多いと思います。
自分の周囲で働いている仲間も、同じサラリーマンであればそのような考え方が普通であり、一般的だと感じますよね。
長期の旅をする人が、どんどん増えてきていますが、まだまだ日本全体で考えれば珍しい事です。
どこにいても、パソコン一つで色々な方法でお金を稼ぐことが出来るという事を知り、実際に体験すると今までの人生、そしてこれからの人生の考え方、お金を稼ぐという事の価値観が少し変わって感じる事が出来るようになると思います。
せっかく旅に出たなら、色々な事に積極的に挑戦してみるのが良いと思います。
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