今回はフィジーのナンディ付近にある UGG(アグ)の工場に行き、貴重で付加価値のある珍しいお土産を購入したので、その時の情報を詳細に書いていこうと思います。
目次
UGG フィジー工場とは
アグといえば、男性の私でも知っている、日本でも大人気のブランドですね。
UGGのムートンブーツを履いている女性を見かける事が多いと思います。
オーストラリアの人気ブランドである、UGGの工場が フィジーにあるんです。
ブーツを作る為の素材や、機械はすべてオーストラリアから取り寄せた 本格的な工場となっていて、そこでは自分でオーダーしたムートンブーツを購入する事も可能なんです。
そして無料で工場見学ができます。
ブーツを作る所なんて なかなか見る事が出来ないと思いますし、自分の好みの色やパーツで、ブーツを作ってもらうなんて、すごい思い出になりますよね。
購入できるので、思い出の品を日本に持って帰れるというのもイチオシのポイントです。
もちろん工場で直に購入するということは、問屋や販売会社を通さないので、格安でゲットする事ができます。
ビーチで遊ぶのももちろん楽しいですが、観光やお土産を購入するために、ぜひ足を延ばしてみてください。
UGG工場の地図と行き方
<概要図>
全体的なイメージが分かりやすいように概要図を載せておきます。
空港と、バスステーションの間(空港寄り)に 工場はあります。
1、ナンディ国際空港
2、ナンディタウンのバスステーション
<工場の地図>
フィジーのUGG工場の場所が、下記になります。
UGG factory
値段・金額(タクシーとバス)
<タクシーで行く場合>
タクシーで行く場合は、だいたい下記の値段になります。
・空港から行くと 5 フィジードル
・バスステーションから行くと 6から7 フィジードル
・デナラウ(ポート)から行くと 25 フィジードル
<ローカルバスで行く場合>
実際に私が空港から、ナンディバスターミナルへ向かう最中に、乗客が乗り降りした場所を示した地図です。
上記地図の赤星マークが、バス停だと思われる場所です。
青★の場所で降りれば、歩いてすぐにUGG工場に行く事が出来ます。
ローカルバスの値段は 1 フィジードル程度なので、安く行く事ができます。
<関連記事>
ローカルバスの乗り方・ICカードの買い方や購入できる場所の情報は、下記記事を参考にしてください。
ナンディ国際空港から市内(タウン)やデナラウへの行き方 地図付きでアクセス方法を詳細に
工場見学の方法(値段や予約)
バスやタクシーを降りて、地図の場所に歩いて行くと、それらしい看板が出てきます。
上の写真が、実際の工場の建物です。
私がイメージしていた工場とは、だいぶ違い普通の建物のような場所でした。
下の写真のような階段を2階に上がっていくと、そこがUGGの工場となっています。
入場料・見学料は無料
UGGの工場は無料で見学させてもらえます。
事前の申し込みなどは不要なので、営業時間に予約などしないで突然行っても、快く案内してくれます。
営業時間 曜日
月曜-金曜:8時-17時
土曜-日曜:10時-15時
営業時間は上記に書いた通りです。
基本的には、土日も含めて毎日やっているとの事でしたが、祝日などは休む可能性もあるので、平日に訪れるのが良いかと思います。
また、大きな工場ではありませんが、一周案内をしてくれます。
閉店間際などではなく ある程度 時間に余裕を持って行くのが、工場で働いている方の迷惑になりませんし、もう閉まるから入れない。などのリスクを回避できると思います。
私の体験談を写真で詳細に
階段を登っていくと、陽気なスタッフが明るく話しかけてくれます。
工場の広さは、小学校や中学校にある 体育館ほどの大きさだと思います。
工場内で働いているスタッフ、工場内の販売所で働いているスタッフともに英語が話せるので、作業をしている所を説明しながら一周回らせてくれます。
※販売所で働いていた女性スタッフの1人は、少し日本語も話せました
ミシンや、下の写真のような靴の型などが置いてありました。
私はブーツの工場見学をしたのは、初だったので、見ていてとても面白かったです。
対応してくれるスタッフにもよるかもしれませんが、私たちを案内してくれた男性スタッフは、布や型などを触らせてくれました。
約10分ほど案内をしてくれ、写真も好きなだけ撮影させてくれます。
押し売り 無理やり などは一切なし
海外の無料の工場見学などでは、ほとんど毎回遭遇する押し売り。
親切に案内してくれますが、最後には売り場でとても熱心に勧めてくる、買わずには店を出れない雰囲気を 経験した事がある人は多いと思います。
今回、私たちはもともとブーツを購入しようと思って 工場見学に来たので、特に気にしていませんでしたが、ここでは一切そのような事はありませんでした。
陽気な男性スタッフが、10分ほど工場内を説明しながら見学させてくれ、1周終わると
「興味があったら売り場も見て行ってね」
と言い、その場を離れていきました。
普通にそのまま帰っても 全く問題のない雰囲気で、正直驚きました。
見学などに行くと、購入しないといけない雰囲気になるから嫌だ。
という人も多いと思いますが、私が行った時はそんな事は全くなかったので、買う気がないけど、見学だけしたいという人も行きやすい場所だと思います。
【購入方法】オーダーメイドで自由自在
今回は実際にプレゼント用に、ブーツを購入しました。
購入方法や、どのように選ぶのか、また値段などについても詳しく書いていこうと思います。
売り場の様子
工場の横にある部屋に入ると、たくさんのブーツが並んだ綺麗な展示場(売り場)があります。
ここに居る女性スタッフは、日本語を少し話せました。
大人用から、子供や赤ちゃん用までさまざまな かわいいブーツが売られています。
【安い】ブーツの値段は格安
ブーツなどの靴や衣類に限らず、食べ物などもなんでもそうだと思いますが、工場や農場で直接購入すると安くなりますよね。
問屋を通さない、販売店を通さない、そのための人件費も輸送費も要らないので、売る側も、安い値段で売る事が可能になります。
ここ、フィジーのUGG工場でも もちろんお店で買うよりも かなり割引した値段で売っていました。
ほとんどの商品が、25%割引となっていました。
中には、それ以上 安くなっている物もあったので、ムートンブーツ好きにはたまらない場所だと思います。
色やサイズなどオーダーが自由
工場の一番の魅力は、なんといっても自分の好きなカラーなどを伝え、それをすぐに作ってもらえる事でしょう。
上の写真のように、フロントの色、バック部分の色、など場所ごとの色をそれぞれ指定する事ができます。
※色などを変えても、値段は変わりません
そのほかにも、ベースとなるブーツによっては、スティッチの色や、ボタンの種類などもすべて選ぶことが出来るので、自分専用のオリジナルのムートンブーツが作れてしまいます。
さらに、タグはフィジーかオーストラリアを選ぶことが可能です。
オリジナルブーツ作成(購入)の流れ
1、展示されている物から ベースの物を選ぶ
2、選んだブーツのここは「この色」などと簡単に指定が可能です。
3、その他(スティッチやタグなど)も、この時 自由に選べます
4、売り場のスタッフが、色などをオーダーシートに記入してくれます。
5、お金を払います。
クレジットカードを使うと4%の手数料がかかります。
6、売り場のスタッフから、工場のスタッフにオーダーシートが渡され作成開始
【1時間で完成】ホテルにお届けサービスも
当日の込み具合などにもよると思いますが、空いている時間であれば、1時間ほどで完成するので、待っていればその日に持って帰る事が可能です。
※閉店近くに行くと、翌日作る事になります
また時間が無い方は、ホテルまで届けてくれるサービスもあります。
ホテルまで届けてくれるという 素敵なサービスも無料という驚きです。
お土産やプレゼントにおすすめ
自分自身のブーツを購入するのも もちろんですが、お土産やプレゼントに贈れば、非常に喜ばれます。
・フィジーでしか買えない
・工場で直接発注
・カラーなどを含めると超レアなデザイン
【世界に一つだけのブーツ】というと大袈裟かもしれませんが、カラーなどを20種類近くから選べます。
そのカラーをフロントやバックなどで組み合わせていくので、莫大な数の組み合わせとなるのは間違いありません。
まったく同じデザインの物など、まず見かける事はないはずです。
子供用 赤ちゃん用がグッド
大人に贈る場合は、サイズ選びが難しいかもしれませんが、子供用や赤ちゃん用であれば、ある程度大きさは決まっているので お土産にするにはとても向いています。
私たちは、友人が近く出産予定だったので、赤ちゃん用のサイズのブーツをプレゼントする事にしました。
上の写真がベースとなる赤ちゃん用のブーツです。
このブーツのフロント上部と、ソールを変更してオーダーをしました。
赤ん坊用であれば、30分で完成するとの事だったので、作ってくれる所をすべて写真で撮影しました。
作った所を撮影するのもおすすめ
実際に作っている所を、写真や動画で撮影しておくと、プレゼントした時に相手にそれを見せるとさらに喜んでくれます。
作っている所を見る事じたい なかなか無いですし、このブーツが出来た所が分かるというのは、思い入れが強くなりますよね。
<step1>
赤ちゃんサイズの型で、革を切っていきます。
自分が指定した色のものを、手際よくカットしていってくれます。
<step2>
カットしてくれたスタッフから、次のスタッフに革が手渡されます。
普通のミシンでカタカタと縫っています。
こちらは、UGGタグとマジックテープを付けている所です。
<step3>
また次のスタッフに手渡され、立体的に縫っていきます。
立体的な部分でも、手慣れた様子で綺麗に組み立てていきます。
ここまで来ると、もうほぼ完成と言っても過言ではないでしょう。
<step4>
最後にソールを付け、余分な毛などをカットします。
小さなホコリなどを綺麗にどけて、タグをつけて完成です。
上記の写真の靴に縫い付けられているタグは、オーストラリア版です。
※タグはフィジーとオーストラリアを選ぶことが出来ます。
2つ購入したので、それぞれフィジーとオーストラリアを付けました。
赤ちゃんブーツ情報まとめ
こちらの赤ちゃん用のブーツの値段は 31%割引の68フィジードルでした。
クレジットカードで購入したので、4%の手数料がかかります。
作成時間はたったの30分です。
世界に一つだけと言っても過言ではない、自分でカラーやタグなどを選んだ、渡す方も思い入れの強いプレゼントとなります。
それを履いてくれているのを見ると、渡した自分自身も非常に嬉しくなりますよ。
もちろん、プレゼントされた側も とても喜んでくれます。
フィジーのお土産にぜひいかがでしょうか。
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