沿ドニエストル観光と行き方の詳細(キシナウからティラスポリへの移動)

スポンサーリンク

スポンサーリンク



今回は未承認国家である沿ドニエストルへの行き方について、地図や時刻表、移動の値段や金額などを含め、詳細に記載していこうと思います。

ウクライナからモルドバに入国する際に、通らないように意識した未承認国家の沿ドニエストルですが簡単に行く事が可能です。
ウクライナのオデッサから、モルドバのキシナウへの行き方

未承認国家 沿ドニエストルってどんな国!?

まずは謎の多い未承認国家、沿ドニエストルについてです。

沿ドニエストル・モルドバ共和国、 通称沿ドニエストルは、東ヨーロッパ、モルドバの東部ドニエストル川東岸のウクライナ国境に接する地域。
国際的にはモルドバ共和国の一部(自治権を持った構成体とする場合もある)とみなされており、 主権国家として承認されていないが、現在、モルドバ共和国政府の実効統治は及んでおらず、事実上の独立状態にある。


なお、この地域は、ロシア語ではプリドニエスローヴィエ、 ルーマニア語ではトランスニストリア (Transnistria) と呼称する。
国際機関ではトランスドニエストル (Transdniester) という呼称を用いている。


国際連合非加盟国のみの承認
沿ドニエストル共和国
1990年にモルダビア・ソビエト社会主義共和国(現モルドバ)から独立宣言。
ペレストロイカの過程において、モルダビアがモルドバ民族主義政策および親ルーマニア政策を強めたことに対して ドニエストル川東岸に多く居住するロシア系住民が反発し、独立を宣言するに至った。
1992年に勃発したトランスニストリア戦争の勝利によって実効支配を確実なものとしている。
アブハジア、南オセチア、ナゴルノ・カラバフから国家承認を受けている。
出典:wikipedia

名前だけでも沿ドニエストル、トランスニストリア、トランスドニエストル等々色んな呼び方がある場所です。

事実上の独立状態にある場所です。

国連非加盟国のみが承認しているという事は、国連加盟国はどこも承認していないという事ですね。

ウィキペディアの説明だけ読むと、なかなか一般人が入国出来なそうな気がしますが、今回は行き方を詳しく書いていくので、実際に行かれる方は参考にしてみてください。


そんな沿ドニエストルは、モルドバの中の、ウクライナとの国境に面した赤い部分になります。

沿ドニエストルへの行き方と移動の方法

バスでの移動がおすすめ

モルドバの首都キシナウから、沿ドニエストルの首都ティラスポリ(Тирасполь)へバスでとても簡単に行く事が出来ます。

バスに乗ると乗り換えなしで、沿ドニエストルに入国でき、ティラスポリ(Tiraspol)まで行くことができるので、バスでの移動がおすすめです。

キシナウ中央バスターミナル(Gara Centrala Chisinau)の地図

キシナウの中心部にあり便利な立地の、こちらのバスステーションから、乗り換えなしでティラスポリまで行く事が可能です。

Gara Centrala Chisinau

バスステーションの情報

キシナウ中央バスターミナル(Gara Centrala Chisinau)の中は下記写真のようになっています。

バスステーション内は、フリーWi-Fiがありました。
トイレは複数あり、3レイの所と2レイの所がありました。
出店や飲食店などが複数あり、混雑しているバスステーションです。

時刻表とチケットの価格

キシナウからティラスポリ行きの時刻表は下記となります。

一番左の列がキシナウ初の時間となっています。

始発の6時30分から、最終の19時10分まで1時間に2本から3本ほど出ているので、あまり時間を意識しなくても簡単に行く事が可能です。


バスの値段
バスの値段は 1人 36.50モルドバレイです。

また、バスステーション内にも複数のチケット販売窓口がありますが、ドニエストル行きのチケットは外で売られています。
近くのチケット窓口などで聞けば、すぐに場所を教えてくれるので簡単に分かると思います。

こちらの屋外でチケットを購入します。

バスは時刻通りに出発し、約1時間15分で国境に到着しました。

沿ドニエストル入国に関する情報

国境を通るのに必要な物

パスポートです。

同じモルドバ内にあるので、パスポートが不要かと思う方も居るかと思いますが、未承認国家(他国は認めていない)ですがドニエストルはもちろん自国を国家だと思っています。

国境越えに関しての知識

ヨーロッパでのバスでの国境越えは簡単で、バスから降りずに運転手さんがパスポートを集め、まとめて提出し しばらくするとパスポートが返ってきて、そのまま出発するという流れが多いですが、沿ドニエストルは、やはり違いました。

他のヨーロッパの国々と比べると、しっかりとチェックをしている国境です。
撮影禁止だったので、写真はありません


全員バスから降りて、窓口に並びパスポートを提出します。

沿ドニエストルは日帰り(10時間の滞在)であれば、簡単に入国が出来ます。

※それ以上の滞在(ホテルに泊まったりする場合)は、警察への届け等がいるので少しだけ観光してみたいと思っている方は10時間以内の日帰りでの観光をおすすめします。

英語が通じないだろうと思い、『日帰りです。』という文字をロシア語に翻訳しスマホに入れておきましたが、流暢な英語で話しかけられました。

質問は行き先と日帰りかどうかのみで、質問に答えた後、パスポートの返却までに5分ほどかかりました。

他の国に比べ長いと思っていましたが、パスポートにあわせ、小さな紙を渡されました。

自分の氏名や国名、パスポートNOと入国した時間が印刷された紙です。
10時間という制限時間は、この紙で証明できます。

出国の際に使うので無くさないように注意が必要です。

また、こちらの国境には無料のトイレがあります(綺麗ではないです)


所要時間
国境も含め、キシナウからティラスポリまでは約2時間20分で到着します。

ティラスポリのバスターミナルの地図

沿ドニエストルのティラスポリの到着すると、下記の写真のようなバスステーションに降ろしてくれます。



Tiraspol

この到着するバスステーションに両替所があります。


スポンサーリンク



ティラスポリからキシナウへの帰り方

ティラスポリ発の時刻表

下記の写真が、ティラスポリ発 キシナウ行きの時刻表です。

非常に見づらく申し訳ありません。

1時間に2本~3本のバスが出ているので、最終の時間さえ意識しておけば問題ないと思います。

こちらの時刻表に書いてある時間が正確であれば、18時30分発が最終のバスの時間となります。

時間変更などもあると思うので、実際に行った際に直接窓口で確認してください。
また、当日(10時間以内)に帰宅できないと、国境で面倒な事になると思うので、最終バスの30分前にはターミナルに着くようにすることをおすすめします。

バスの価格は、帰りは倍に

こちらティラスポリのバスターミナル内にあった価格表です。

文字は読めませんが、機械翻訳の結果、

・上の39.95が沿ドニエストル通貨

・下の70がモルドバ通貨

行きは1人 36.50モルドバレイだったので、ほぼ倍の金額となります。

お金と換金(ATM)情報

独自の通貨があるため両替が必要

沿ドニエストルには独自通貨(沿ドニエストルルーブル)があるため、お金を両替する必要があります。

ただし、帰りのバスはモルドバの通貨であるレイ(レウ)で払う事も可能ですし、私が立ち寄った飲食店でもモルドバレイでの支払いが可能だったのでレイを使えるお店のみで買い物や飲食をするのであれば、両替は必要なさそうでした。

※筆者が入ったレストランは、大きな店でしたが、クレジットカードは使用できませんでした。

上述している到着するバスターミナルの近くにも換金所がありますし、街中でもいくつか両替所を見つけましたし、スーパーマーケットなどでも簡単に換金ができます。



私が両替した場所では、ドルやユーロ、モルドバのお金、さらには日本円からドニエストルの通貨にチェンジすることが出来ました。

こちらがモルドバのお金になります。
普通の紙幣もありますが、こちらのカラフルな硬貨(プラスチックのような材質)もしっかりとしたお金として使えます。

なかなか手にすることが出来ない珍しいレアなお金だと思うので、両替してみるのも良いと思います。

ATMでは沿ドニエストルルーブルは降ろせない

街中にあるATMでは、沿ドニエストルルーブルは引き出すことが出来ません。

プラスチックでできているレアなお金を手にしたい方は、お金をチェンジするしかありません。

他国では使えないので、両替は最小限に

ただし沿ドニエストルルーブルは他国では使えませんし、他国の通貨にエクスチェンジすることもできません。
ドニエストル内で使わなければ、もう使う事が出来なくなってしまいます。

未承認国家なので、流通していないのも納得ですが、使う分を考え、必要最小限の分のみ交換することをおすすめします。


スポンサーリンク



おすすめ観光スポット情報

街中には地図などはありませんでしたが、グーグルマップは使う事が出来たので、街の中心部だと思われる方へ歩いて向かいました。

ガイドブックやネット情報などでもあまり情報が無かったので、どこになにがあるか分かりませんでしたが、歩いていると観光名所のような場所も出てきました。

徒歩4時間でまわれる観光ルート

国境からの時間を考えると、ティラスポリを観光できるのは約7時間前後になるかと思います。

人それぞれ見学する時間や写真を撮る時間、また歩くスピードや食事をする時間などバラバラだと思いますが、筆者が実際に行った4時間もあればまわれるルートをご紹介します。

1、到着、出発のバスステーション
2、キロフ公園(正ロシア教会)
3、連邦政府庁舎やモニュメント
4、ソビエトの家(市庁舎)

25オクトンブリエ通り(10月25日通り:Strada 25 Octombrie)を歩いていると、色々と見る事が出来ます。
その他の横道などに入ると、スーパーマーケットや、ショッピングモールなどもいくつかあります。

筆者は上記の場所に行き、その他横道などにも入りスーパーマーケットやショッピングモールにもよりました。
またレストランで食事もとりました。

スーパーやレストランは、近代的できれいなお店が多かったです。

キロフ公園内(Parcul Kirov)にある教会

地図情報によるとロシア正教会のようです。
下記2つの建物はキロフ公園内(Parcul Kirov)にありました。




到着するバスステーションから、徒歩で10分もかからない近い場所にあります。

Kirov Park
Parcul Kirov

レーニンの全身の像が設置されている連邦政府庁舎

ドニエストル川の近くにある連邦政府庁舎です。

その他にも、この近くの公園には記念碑や、モニュメント(戦車)などが置かれているのでおすすめの場所になります。


Sovietul Suprem şi Guvernul al RMN

ソビエトの家 レーニン像が設置されている市庁舎

ソビエトの家と呼ばれている場所で、現在は市庁舎として使われている大きな建物です。
市庁舎の前にはレーニンの胸から上の像が設置されています。

沿ドニエストルに来たら絶対に行っておきたいスポットです。


City Hall
Primăria mun. Tiraspol

治安は良く人々は親切

筆者が出会った人たちは、とても親切な人たちが多かったです。

陽気に話かけてくれる人や、道を聞いたら笑顔で教えてくれる人、楽しそうに遊んでいる子供たちを見ると治安の良さそうな国だと感じました。

未承認国家というなかなか情報の少ない場所だったので、多少の不安はありましたが明るい雰囲気の街で素敵な場所でした。


※時刻表や値段、また治安や入国方法に関しては変更になる場合もあると思います。
未承認国家という事もありますし、行かれる方は最新の情報に注意してください。


<関連記事>
岩窟修道院(オールドオルヘイ)への行き方(地図や時刻表) モルドバのおすすめ観光地

キシナウからブラショフへの行き方 おすすめの最安値の安宿(ホステル)


<おすすめ記事>
旅に役立つおすすめ情報の記事一覧

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加