【狂犬病ワクチン予防接種】本当の怖さと重要性 ウイルス免疫グロブリン(RIG)

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今回は、狂犬病の予防接種の重要性と必要性について、詳しく書いていきたいと思います。

実際に世界一周中の旅人や海外旅行者、出会った人たちと話をし、詳しい知識を持たず、予防接種をしていない人の多さに驚きました。

皆さんの認識している以上に、感染する地域と、感染する動物は多いです。

私は旅立つ前にかなり調べましたし、知人に海外の予防接種に詳しい医療従事者が居たので色々と聞きました。

今回は私が調べた情報を詳細に記載し、狂犬病にかかるリスクと、予防接種の必要性について詳しく詳細に書いていこうと思います。

発症すれば、致死率99%と言われている狂犬病。

年間で5万5千人もの死者が出ている狂犬病。

この記事を読めば、

・狂犬病の詳しい情報(感染する動物や、地域の情報)

・なぜ予防接種が必要なのか

がよく分かると思います。

狂犬病の発生している国/地域/場所

ほぼ全世界で感染する可能性があります

私が出会った多くの日本人の旅人の持っているイメージは、インドに行かないなら狂犬病はあまり気にしなくても良い。

そう考えている人が多かったです。

実際は狂犬病に感染しない国の方が、遥かに少ないです。

狂犬病にかからないとされている国

日本/台湾

ノルウェー/スウェーデン/アイスランド/イギリス/アイルランド

オーストラリア/ニュージーランド/グアム/ハワイ/フィジー諸島

たったこれだけなのです。

インドやアフリカに行かないから大丈夫と思っている方は居ませんか?

ヨーロッパやアメリカは大丈夫と思っている方は居ませんか?

感染する経路(ルート)

狂犬病にかかる動物

狂犬病ウィルスは、犬だけではなく哺乳類に感染します。

狂犬病という名前が良くない気もしますが、この事を知らない人に多く出会いました。

人に噛みつくという事では、一番多いのが犬でしょうが、それ以外の哺乳類からも感染します。

犬/猫/猿/キツネ/アライグマ/スカンク/マングース/ネズミ/ウサギ
等。

そしてあまり知られていませんがコウモリからも感染します。

コウモリなんてなかなか出会わないし、見かけても触ろうなんて思う人は少ないと思います。

私の実体験ですが、ゲストハウスの窓を開けたら窓の上の屋根にコウモリがぶら下がっていた事があります。

もし狂犬病の事を知らなければ、自分で対応したかもしれませんが、コウモリも狂犬病ウイルスを持っている可能性があるという事を知っていたので、慣れているだろうスタッフに対応してもらいました。

狂犬病に感染する原因

犬や哺乳類に噛まれる事により感染しますが、それ以外にもひっかかれた場合などにも感染します。

猫やアライグマなら大丈夫だと思い、なでようとしたりした事はありませんか?

日本で野良猫にひっかかれたとしても、少しの切り傷を負うだけですが、海外ではそんな簡単な事ではありません。

発症した場合の致死率が99%のため、すぐに対処する必要があります。

海外では、犬以外の動物にも極力触らない、手を出さない事を強くおすすめします。


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感染が疑われる場合の対応

哺乳類に噛まれた/ひっかかれた

傷口を、石鹸を使い良く洗い流し、消毒液等で消毒する。

その後、早急に医療機関で受診する必要があります。

狂犬病の感染の可能性が疑われる場合には、ワクチン接種(暴露後ワクチン)で発症を抑える対応を取ります。

暴露後ワクチン

感染し、発症してしまった場合に99%の致死率となります。

その為、発症を予防する目的で接種します。
日にちを開けて、計5回か6回※のワクチン接種をします。

※5回/6回の違いについて
日本とWHO等の世界標準により変わります。
日本:6回 世界標準:5回

噛んだ哺乳類を確認できる場合

噛まれてから2週間以上、狂犬病の症状を示さない場合には、狂犬病に感染した可能性が無い事が分かります。

その場合には、暴露後ワクチンを途中でやめる事が可能です。

例:友人/知人の飼い犬に噛まれたが、2週間経過してもその犬が症状を示さない場合等。

犬などの小型の哺乳類は、2週間後にはほぼ死んでしまいます。

事前(暴露前)の狂犬病ワクチン接種

暴露前ワクチン接種について

国産ワクチン

1回目の接種/2回の接種(1ヶ月後)、3回目の接種(6ヶ月から1年)に計3回の事前予防接種が必要です。

長期の対応となるため、スケジュールが合わない場合は2回だけでも打つ事をおすすめします。

国外ワクチン(輸入ワクチン)

1回目の接種/2回の接種(1週間後)、3回目の接種(1回目から4週間後)に計3回の事前予防接種が必要です。

国産ワクチン接種をするか、外国のワクチンを接種するかは、旅立ちまでの予定等を担当医師と相談してください。

小さい子供や赤ちゃんが居る方へ

海外赴任などで、一緒に連れていく場合、赤ん坊や小さいお子様は、万が一動物にひっかかれた場合も自分ではその事を伝えられません。

赤ちゃんに傷があっても、自分でつけた傷なのか、猫やネズミにひっかかれた傷なのか分かりません。

自分自身で対処できない赤ちゃんにも、狂犬病ワクチンの予防接種は有効だと思います。

こちらも行かれる国や地域を、医師と相談し予防接種を打つか否かを決める事をおすすめします。

暴露前ワクチン接種の重要性と必要性

ワクチン接種をしても、暴露後ワクチンを打つなら必要ないのでは!?

前述してきましたが、事前(暴露前)にワクチンを接種していた場合でも、噛まれたりひっかかれてしまった場合には、暴露後ワクチンの接種が必要となります。

これが多くの人に誤解を与えている気がします。

事前に暴露前ワクチンを接種している人は、2回の暴露後ワクチンの接種が必要となります。

海外で会う旅人や旅行者に、

「どうして狂犬病の予防接種を受けなかったんですか?」

と尋ねると、返ってくる答えは必ず

「暴露前ワクチンを打っても、結局は、暴露後ワクチンを接種するので変わらない」

でした。

言っている事は理解できます。

暴露前接種をした場合のワクチン接種回数
暴露前:3回 暴露後:2回 計:5回or6回

暴露前接種をしない場合のワクチン接種回数
暴露前:0回 暴露後:6回 計:6回

ほぼ変わらず、もし噛まれなかったり、ひっかからなければ費用が無駄になる。

という理由ですね。

ただし、事前の暴露前ワクチン接種をしている人は、噛まれた後でも、抗狂犬病ウイルス免疫グロブリン(RIG)を受ける必要はありません。

抗狂犬病ウイルス免疫グロブリン(RIG)とは

暴露前ワクチンの接種をせずに、噛まれた場合は、ワクチンの他に、抗狂犬病ウイルス免疫グロブリン(RIG)の投与が必要になります。


しかしながら、抗狂犬病ウイルス免疫グロブリン(RIG)は貴重で数が少なく、取り扱っていない国が多数あります。(日本でも通常は無し)

滞在している国に、RIGが無い場合は、他の国へ緊急搬送等の対応が必要になります。

かなりの高額になる可能性がありますが、クレジットカードについている旅行保険が適応される事はほぼ無いです。

事前に暴露前ワクチンを接種している場合

海外で哺乳類に噛まれ、感染が疑われる場合も、暴露前ワクチンにより抗体がある為、抗狂犬病ウイルス免疫グロブリン(RIG)の接種は必要ありません。

事前に暴露前ワクチンを接種していない場合

海外で哺乳類に噛まれ、感染が疑われる場合は、抗狂犬病ウイルス免疫グロブリン(RIG)を接種する必要があります。

多くの方が、抗狂犬病ウイルス免疫グロブリン(RIG)については全く認識していませんでした。

その為、かまれたりひっかかれて、いざ対応が必要になった場合の大変さは理解していませんでした。

まとめ

行く場所や、期間にもよりますが、発生するリスクがある国へ渡航する方は、事前のワクチン接種をおすすめします。

推奨されているのは、噛まれたその日に病院へ受診しに行く事です。

都市部から離れた場所に滞在する方は、噛まれた後、すぐに都市部へ行くのは難しいと思います。

都市部に行っても、その国にRIGが無い可能性もあります。

事前にワクチン接種するのは費用が嵩みますが、数万円で命が助かると思えば安いものではないでしょうか。

費用について

まず事前に接種する暴露前ワクチンは保険対象外となります。

暴露後ワクチンは、保険対象です。

その為、暴露前ワクチンを打たずに旅に出る方も多いと思います。

日本では、暴露前ワクチン接種ができる病院の数は多くありません。

行く病院によってワクチン接種にかかる金額も違いますし、国産ワクチンか輸入ワクチンかによっても値段は変わります。

近くの病院にメールや電話で問い合わせを行い、国産の狂犬病のワクチンの値段、輸入の狂犬病のワクチンの値段を聞くことをおすすめします。

個人的にはお勧めしませんが、タイのスネークファームでは日本の半額程での接種が可能です。


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参考にさせていただいたサイト

厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/

ウィキペディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/
%E7%8B%82%E7%8A%AC%E7%97%85

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